2018.06.25
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バビーズでは、本場の味をお届けするため、NY本店へ選ばれたキッチンスタッフを派遣してトレーニングを受けてきます。今回は総料理長、キッチン、ベーカリーのシェフ3人が、最新の料理と定番メニューの確認をするため飛び立ちました。
NYのバビーズは、トライベッカとハイラインの2店舗。 毎朝のオープンには、朝刊を持って開店前から並んでくれる常連客のおじいちゃん、お昼には近隣のビジネスマンや、赤ちゃん連れのファミリーから、名前は出せないけれど有名セレブリティが隣のテーブルに座っていたり、パパラッチされて雑誌を賑わせたり。 幅広い年代、客層に支持されるのは、定番のアメリカ料理をひとつひとつ丁寧に手間をかけ、きちんと手作りされた味だとわかるから。
トライベッカ イエローベンチがアクセント
ハイライン 人気のテラスシート
NY本店でも、定番のメニューはオープン以来、少しずつレシピが改良され、進化しています。今回の出張では、新メニューの「フライドチキン&パンケーキ」、NY本店の料理長リズが考案した新しい「リズバーガー」の習得と、定番メニューのレシピと作り方の確認をしてきました。
左からベーカリー和香奈、NY料理長リズ、総料理長の輿那覇、シェフ田中
新メニュー「フライドチキン&パンケーキ」と「リズバーガー」の試食
新メニューの「フライドチキン&パンケーキ」のチキンは、なんと仕込みに36時間!2回に分けて漬けこんだチキンは、衣がパリッ、肉汁がジュワッと溢れでてきます。バーボンとメープルシロップを合わせたオリジナルソースと一緒にどうぞ。 また「リズバーガー」は、なんとハンバーガーに生ハムがはさまれています。ビーフパテに生ハムの組み合わせは、バビーズだけではないでしょうか。 どちらも、パンケーキ、バーガーのカテゴリで、NYでいま、一番人気になっている料理です。
仕込みに36時間もの時間をかけたフライドチキン&パンケーキ 衣がパリパリ
生ハムがはさまったリズバーガー
バビーズのNYのキッチンは専任制で、それぞれに担当がいます。フランクは1日に7回ビスケットだけを焼き続け、週に3000個を焼いています。彼の腕はビスケット生地の仕込みで鍛え上げられ、ジムに行かずとも筋肉隆々。ビスケット、パイ生地も改良されより美味しくなっています。
ビスケット担当:フランク
フランクの力作、ビスケット
日本のキッチンスタッフ達は、実際にNYのバビーズのキッチンに立ち、仕込み、調理の流れを体験しました。何度かNY出張を経験している料理長は、「アメリカ料理というと、おおざっぱなイメージが先行しているけれど、細かで、ひとつひとつ手間をかけた作業を目の当たりにして、手間を惜しんでは美味しいものが作れないということを実感する」とコメントしています。
シェフ田中&NYのキッチンスタッフと
フェルナンド&キッチンのリーダーリカルド
最終日には、バビーズオーナーのロン・シルバーより、この新メニューの「フライドチキン&パンケーキ」、「リズバーガー」といくつかの定番メニューのテストが実施され、3人は見事合格、お墨付きをもらって帰国しました。
今後も日本のバビーズでもアメリカ文化に根付いた料理を、NY本店と時差なくお届けしていきますので、ぜひご期待ください!
その他現地のスナップ写真はこちら↓
ランチタイムの風景
オーナー、ロンが描く絵画
バーテンダーのハンナ
バーでのひとコマ
ロンとリズの渾身の新作をぜひお店でお試しください!